こんにちは!タンクローです!
社会人になってから、ふとしたときにこんな感情が湧いてきませんか?
「別に大きな不幸があるわけじゃないけど、人生が楽しいって思えない」
僕もそうでした。仕事はそこそこ、体調も悪くない。でも、心はどこか空っぽで、毎日が“ただ過ぎていく”。SNSを見ては他人と自分を比べ、YouTubeを見て一瞬だけ笑って、また虚しくなる。
旅行に行けばもちろんいつもよりは楽しいが、思い出に刻まれている「昔のあの瞬間」のような感覚はない。
これの原因は何なのか、それを調べ、考えて出した答えを今回はお伝えしたいと思います!

結局人生楽しんだもん勝ち!何をするかじゃなくて「自分がどう感じるか」が大事ってことだ!
子どもの頃、僕らは“楽しむ達人”だった
思い出してみてください。子どもの頃、僕たちは何をしても楽しかったはずです。
雨上がりの水たまりをジャンプしたり、友達とダンボールで秘密基地を作ったり、夕焼けの中でただ走り回るだけで、「楽しい!」と心が叫んでいました。
スマホもゲームもなかった。でも、「暇」があったからこそ、小さなことに夢中になれた。退屈が創造力を育てていたんです。
大人になると、手軽な刺激(スマホ、動画、酒、タバコ、ポルノ)を大量に浴びるようになります。こうした**“即効性のある快楽”に慣れてしまうと、子どもの頃のような喜びは感じにくくなる**のです。
「快楽」と「幸福」は違うもの
ここで、科学的な視点から一つ明確にしておきたいことがあります。
■ 快楽(pleasure):ドーパミンによる一時的な刺激(SNSの通知、動画、ギャンブルなど)
■ 幸福(happiness):セロトニンやオキシトシンに関係する持続的な満足感(健康、人とのつながり、達成感など)
スマホやジャンクフードが私たちの心を一瞬だけ満たすのは、ドーパミンが大量に分泌されるからです。しかし、それが頻繁に起こると、脳はどんどん「鈍く」なります。
だから、「楽しいこと」をしているのに満たされない。これは感覚が麻痺しているサインなんです。
この状態をリセットする方法の一つが、「ドーパミンデトックス」です。僕自身、実践してから感性が驚くほど戻ってきました。
👉 ドーパミンデトックスで”脳”が変わる!さらに筋トレとの相性も抜群の理由
「健康」がすべての土台|モチベーションは“下から上”に伝わる
僕たちが「やる気が出ない」「楽しめない」と感じるとき、多くの人はメンタルや思考の問題として処理しがちです。でも、実はその前にもっと根本的な土台があります。それが「健康」です。
人間の脳は、進化の過程で内側(=原始的な領域)から外側(=高度な思考領域)へと発展してきました。これは、モチベーションや感情の流れも、下層から上層へ伝わるという構造になっています。
具体的には:
- 脳幹や間脳 → 生命維持(呼吸、睡眠、ホルモンバランス)
- 大脳辺縁系 → 情動(喜び・不安などの感情)
- 大脳新皮質 → 論理的思考・計画・創造性
つまり、睡眠や栄養が不足していると、まず“土台”が崩れて、感情が不安定になり、やる気も出ないという状態に自然となってしまうのです。
「なんかモチベ上がらない」「人生がつまらない」と感じるとき、それは意思や根性の問題ではなく、生理的なSOSであることが多い。実際、僕も深夜スマホで寝不足、ジャンクフードで胃腸が荒れていた頃は、何をやっても楽しめませんでした。
それが、睡眠時間を確保し、栄養バランスを整え、疲労をためないようにすると、不思議と「今日はちょっと散歩してみようかな」「久々に本でも読もうかな」と、自然と前向きな気持ちが湧いてくるようになったんです。
これは、「体から脳へと伝わる健康のシグナル」が正常に働き出した証拠だと、今なら分かります。
健康は、人生を楽しむための“エネルギー供給ライン”です。ここを整えずして、「楽しみ方」を探しても、それは空回りになってしまいます。
筋トレが「人生を取り戻すスイッチ」になった
人生を楽しむためのスイッチとして、僕が一番効果を感じたのが筋トレでした。ただ筋肉をつけるというよりも、それによって自分の健康意識が一気に高まったことが、思考や行動全体を変えてくれたんです。
正直、筋トレを始める前の僕は、自分に対して少し「負い目」を感じながら生きていました。
タバコを吸っていた時期は、「このままじゃ体に悪いよな」と思いながらもやめられず、
夜遅くまでスマホを見て寝不足になり、
コンビニの揚げ物やジャンクフードばかり食べては、「またか」と自己嫌悪。
こういう日々が続くと、「どうせ俺なんて」「頑張っても意味ない」という思考に陥りやすくなるんですよね。特に、完璧主義な性格だと「理想の自分」と「現実の自分」とのギャップが辛くて、余計に無気力になっていく。
でも、筋トレを始めてから――例えば週2回でもちゃんとジムに通い始めてから、
「今日は野菜もちゃんと摂ろう」とか「睡眠を削ってまでスマホ見るのはやめよう」といった小さな行動の選択が、自然と“自分を大切にする”方向に変わっていきました。
不思議なもので、**「俺、意外と健康的じゃん」「前よりいいじゃん」**という感覚が芽生えてくると、他のことにも前向きになれるんです。資格の勉強や副業にも取り組めるようになったし、人付き合いも億劫じゃなくなってきました。
筋トレって、「健康になっていく自分」を視覚的・数値的に感じられる行為なんですよね。体が変わる。姿勢が変わる。重さが扱えるようになる。これらの変化は、“前に進んでる感覚”をダイレクトに与えてくれる。
自己肯定感を土台から立て直したいなら、まずは自分の体と向き合うこと。筋トレは、まさにそのための最高の手段だと今では思っています。
「楽しむ力」は取り戻せる
人生を楽しめない原因は、外にあるのではなく、「感じる力」が鈍っていることにある。
それは子どもの頃に持っていた、「小さなことを全力で楽しむ力」。
そしてその力は、ちゃんと取り戻せます。
- 快楽から距離を置く
- 健康を整える
- 筋トレなどの習慣を通して自分と向き合う
この順番で進めることで、「あ、これ気持ちいいな」「なんか、今日いい日だな」と思える瞬間が少しずつ増えていきます。
まとめ|“楽しい”は、外にあるんじゃない。育てるものだ。
幸福は探し回るものじゃない。
ただ、“感じられる自分”を取り戻すだけだ。
今あなたが人生の楽しみ方を見失っているなら、それは新しい刺激が足りないのではなく、「感度」が失われている状態です。
だから、まずは体と脳を整え、自分と向き合う時間をつくること。
筋トレ、睡眠、食事、そして“暇”を取り戻すこと。
本当の幸せは、何気ない日常の中にあります。
それに気づける自分を、一緒に取り戻していきましょう!
ではまた!
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